顎口虫症の原因や症状は?シラウオなど何を食べたら感染してしまう?

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今回は顎口虫症についてです。
青森県内でシラウオを食べたとして130人が発症した顎口虫症ですが、どのような症状が出て原因はなんなのか。
そして何を食べるとなってしまうのか気になりますよね。

肉や魚など何かと生で食べることが多い日本は気をつけながら食した方が良いと思いますので今回まとめてみました。

ということで、顎口虫症につて
・どのような原因で症状なのか
・何を食べるとなってしまうのか

こちらにつてまとめています。

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顎口虫症はどのような原因と症状なのか

顎口虫症は顎口虫という寄生虫が皮膚の下に入り込み、傷みや腫れを引き起こします。

原因は顎口虫という寄生虫なんですね。

ちなみに今回感染が確認された顎口虫のシラウオは、青森県の小川原湖で良く採れる魚でした。
水揚げ量も全国一とされていて青森県ではこの魚を美味しく食べて欲しいと広報にも力を入れており、県の農林産物紹介サイトなどでも紹介されています。
そんな魚から顎口虫が確認されたとは驚きですよね。

画像を見て驚きましたが、けっこうグロテスクな寄生虫ですね。

顎口虫は線虫の一種の寄生虫で、幼虫が寄生した淡水魚や動物の肉を加熱せずに食べた場合に起こります。

今回のシラウオは加熱せずに食べてしまっとことから感染が確認されたんでしょうね。

症状は、幼虫が皮下組織に移動し皮膚にかゆみやミミズ腫れの症状が出るほか、まれに目や脳神経に移動して失明や麻痺などになるとされています。

また、人に健康被害をもたらす顎口虫には、有棘顎口虫・剛棘顎口虫・日本顎口虫・ドロレス顎口虫などがあります。
顎口虫症は東南アジアで発症することが多く、今回日本で感染が起こったのは稀なケースなのです。

主な症状は皮膚に起こると言われていますが、まれに脳神経にも移ってしまうとはちょっと怖いですね。

下の画像は顎口虫が這い回った跡です。

顎口虫症の治療方法ですが、駆虫薬によって治療が行われます。

潜伏期間は通常3~4週間程度と言われています。

顎口虫症は何を食べると感染する?

顎口虫症は今回シラウオで感染が確認されましたが、主に淡水魚や生肉から感染します。

ではどのような食べ物で感染するのでしょうか。

  • ドジョウ
  • ヤマメ
  • フナ
  • ライギョ
  • ナマズ
  • スッポン
  • カエル
  • マムシ

今回はシラウオも感染の原因になりました。
マムシは生き血を飲んで感染が起こった事例もあります。
「生き血」と言われるとスッポンも心配ですが、スッポンの生き血は調べたところ顎口虫症の感染が日本で確認されたという報告は見つかりませんでした。

気をつけていただきたいのは、いわゆる川魚ですね。
よく釣りに行った人にいただくの事やキャンプで釣って食べる事があるかもしれませんので、その際には注意して食べてくださいね。

またこれは少数派だと思いますが、「ゲテモノ喰い」をされる方も注意が必要ですね。

対処方法は?

このような顎口虫に汚染された動物や魚などを、調理不十分な状態で摂取することから人への感染が起こります。

十分な加熱調理をするということが重要です。

生食が一般的でない淡水魚、爬虫類、両生類では、しっかり加熱処理を行うことを心がけてください。

まとめ

顎口虫症についてまとめました。

症状や原因についてはかゆみやミミズ腫れがほとんどということでしたが、まれに脳神経にも移動するので怖いですね。

原因は顎口虫という寄生虫が悪さをするということでしたが、画像が衝撃的でとてもグロテスクでした。

何を食べると感染するかについては、今回シラウオで感染確認されましたが生食が一般的でない淡水魚、爬虫類、両生類といことでした。

川魚を食する際やゲテモノ好きな方は十分加熱することが重要です。

お刺身文化の日本人は寄生虫に要注意ですね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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