PLUTO(プルートウ)のネタバレあらすじ考察・感想まとめ!

芸能
スポンサーリンク

漫画家の浦沢直樹さんが、手塚治虫さんの代表作の「鉄腕アトム」エピソードをリメイクした「PLUTO」(プルートゥ)がアニメ化。
2023年にNetflixで独占配信されることが発表されましたね。

今回は「PLUTO」(プルートゥ)の内容をいち早く知りたいという方のためにネタバレ解説や考察、さらには感想を紹介いたします。

ここでは

  • 「PLUTO」(プルートゥ)のネタバレ考察!
  • 「PLUTO」(プルートゥ)の感想

こちらについてまとめています。

スポンサーリンク

「PLUTO」(プルートゥ)のネタバレ考察!

ここでは漫画「PLUTO」(プルートゥ)全8巻のネタバレを紹介いたします。

ロボットと人間が共存している近未来の話

世界最高水準のロボット7体の物語です。
このロボットは第39次中央アジア紛争に平和維持軍として参加するなど、一体だけでも大量破壊兵器クラスの軍事力を持つ威力。

主人公はその中の一人ゲジヒトです。
ドイツでユーロポールの特別捜査官として働いています。
ロボット法というものがあって、人権と市民権があります。
ロボットには家族がいます。
そして人間を絶対傷つけないようにプログラムされています。

そこに次々と世界最高水準のロボットたちが破壊される事件が発生。
その犯人がアブラー博士によって開発された最強ロボット・プルートゥということが判明。
アブラー博士の息子・サハドの人格がその中に入っています。
これを主人公・ゲジヒトが追い詰めていく展開。

世界最高水準のロボットの一人・ブランドが破壊された時には、自分が過ごしていた家族の画像が走馬灯のように流れ、直前に戦ったプルートゥに関する情報をゲジヒトやアトムに送信しようとするものの、家族との思い出が邪魔をして送信できません。

ロボットの人工知能が人間に近づくにつれ、それはある意味ロボットとしては「不完全」に近づいていきます。
初めて人間を殺害したブラウ1589の人工知能はむしろ最高性能でした。
果たして、『ロボットに心は宿るのか?』というのが大きなテーマの漫画なのです。

実はプルートゥを作ったアブラー博士は、アトムも作成した天馬博士が作ったロボットなのです。
もっと言うと、アブラー博士が死ぬ直前の遺言を天馬博士が受け継いだのです。
ただ高性能すぎて自分がロボットであることに気付いてないわけなのです。

アブラー博士は60億人以上の人間の人格を詰め込んで生まれたとにかく超高性能の持ち主。
当初は高性能すぎたが故に、却って起動しませんでした。
それだけ複雑すぎたということなのです。

そこで天馬博士がどうしたかと言えば、怒りや憎しみといった「負の感情」をプログラムすることで起動ができました。
ある意味、人間の本質こそ「怒りや憎悪」といった感情と言えるものなのでしょう。

まさに憎悪の塊・アブラー博士が作った、憎悪のみで動くプルートゥを誰が倒せるのでしょうか。

最終的にゲジヒトも殺されるのですが、アトムも高性能すぎたが故に起動しなくなります。
そこで天馬博士は、アトムに対しても「負の感情」プログラムを追加するのです。

その結果、アトムも憎悪に支配されてプルートをバキバキのボコボコにしてしまいます。

そこで記憶の回路から思い出されるのが、ゲジヒトの最後の言葉なのです。

プルートゥにとどめを刺すことを留まるアトム。
一方でプルートゥはプルートゥで、優しかったサハドの人間的な面が蘇る。
ゲジヒトの「愛」が「憎悪」に対して打ち勝つのです。

二人は号泣し、慟哭にくれ、ロボットなのに人間の感情が涙となって現れます。
最終的にアブラー博士が暴走して反陽子爆弾で地球を滅ぼそうとするも、プルートゥの中にいるサハドが自らを犠牲にして地球を救うのです。
そしてラストの最終話でアトムが

「博士…憎しみがなくなる日は来ますか?」

こんな感じのあらすじです。
いかがでしたか?
あらすじを読むとアニメが見てみたくなりますよね。

 

「PLUTO」(プルートゥ)に登場する7体のロボットは?

サハド/プルートゥ

アブラ―博士によって作られた人間型のロボット。サハドとして存在していたころは、温厚で真面目な性格をしていました。

しかし、アブラ―博士によって「怒り」を核とした残忍な人格をプログラミングされているようです。アブラ―博士の命令には絶対的に従います。ロボットの破壊もアブラ―博士が命令していました。

ホフマン博士

ゲジヒトを管理整備する科学者です。ゲジヒトのことは「友人」として大切に思っています。

ブラウ1589

ロボットは人を殺害することができないように作られていますが、ブラウ1589は初めて人間を殺害したロボットです。地下で身動きが取れない状態で幽閉されています。

お茶の水博士

アトムの整備管理をしている博士です。「ロボットも生命を持つもの」という考えを持っており、ロボットに対して深い愛情を抱いています。アトムのことも我が子のように可愛がっている博士です。

ウラン

アトムの妹として、お茶の水博士が作った女の子のロボット。生意気ですが繊細な性格をしています。

アブラ―博士

プルートゥ(サハド)の制作者です。プルートゥに対して7体の最高峰ロボット破壊を命じました。

天馬(てんま)博士

アトムの生みの親。日本科学省長官でお茶の水博士の前任者にあたります。PLUTOの作品内のダークヒーローです。

「PLUTO」(プルートゥ)の感想や評判は?

「PLUTO」(プルートゥ)の感想や評判について紹介します。

「憎しみからは何も生まれない」アトムがゲジヒトの記憶から受け入れたこと。それでも、亡くなった戦友を思い、激しい憎悪に突き動かされて復活したアトムは、プルートウを許せず闘い、殺めてしまいそうになる。そこで、憎しみを断ち切る勇気をもらう。許す心は広い心で自分が抱えられるようになった時に持つことができるのかな。最後まで面白かった。すごいなこの漫画、傑作や。
1巻から7巻までの登録は端折る。手塚治虫の魂と浦沢直樹の情熱が生み出した傑作。途中までは、映像作品的で場面展開が激しく、入り込み辛かったが、8巻には揺さぶられた。待ち時間潰しに商業施設端のベンチで読んでいたら、最後の3話に人目を憚りながら号泣。アトムをはじめ感情を持ち始めた高機能ロボットたちが戦争の愚かしさと憎しみを抱き続ける哀しさを身を呈して戒め、地球を救う。どこかの大統領に読ませてやりたい。
1巻のノース2号のエピと作画が素晴らしすぎて、かえって全巻読み進める気力がわかなかったが、今になってやっと読み終えた。ウランちゃんのキャラデザが逆に性的過ぎる気がして受け入れにくいが、手塚治虫の絵の特徴と比較できるのが面白かった。
感想や評判ですが、高評価がほとんどでした。

まとめ

「PLUTO」(プルートゥ)のネタバレ・あらすじ・考察・感想や評判についてまとめました。

 

「PLUTO」(プルートゥ)がNetflixで配信されるのが楽しみですね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました